あれから───、新年祝賀会はいつもの通り無事に終わり、みんな晴れやかな顔でお城を出て行く。 私は沢山の大人達に揉まれながら、必死に陛下の姿を探した。 だって、さっきのあんな挨拶じゃなく、やっぱりきちんと目を見て挨拶をしたい。 ……だけど陛下の姿は…
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